プライドと、虚勢を張ること。

こんな話を聞きました。

今、すごく活躍している人の話。

「あの人はね、以前から実力はあったけど、プライドが高くて、なかなかうまくいかなかったんだよね。」

驚きました。

とても腰が低くて、

感じが良くて、

私が大好きな人。

また、他にこんな人がいました。

この人も、今、活躍している人。

一見感じはいいんだけど、なんだか威圧的なものを感じて、とても壁を感じる人。

ちょっと苦手な人。

前者の人は、自分のプライドを打ち砕かれた後、とにかく努力し、自分の弱さやできない部分を認め、受け容れて、自分の中の愛を表現して貢献する活動をし、実績を作っている。

後者の人は、自分のプライドを打ち砕かれた後、その打ち砕かれた環境を否定し、自分がどれだけすごいかを表現して、とにかく自分の強くてできる部分だけを見せて、実績を作っている。

プライドと、虚勢は違うんだと思います。

前者の人は、今、以前のプライドとは全く違うプライド（誇り）を持って活動している。

後者の人は、まだ、弱い部分を見せることができなくて、虚勢を張っている。

どっちが長く活躍しつづけるだろう。

虚勢は、疲れます。

周りは、敵だらけです。

いつも、どっちが上か下かを気にしてしまいます。

気を許したら、崩れてしまうように感じて、きっと怖いんでしょう。

でもね。

張り詰めた糸は、いつか切れてしまう。

ゆるめても、いいんです。

ゆるめたら、いいんです。

泣き崩れたって、

大声で子供のように泣いたって、

人を頼ったって、

弱みを見せたって、

弱みを見せた方が、

あなたを見せた方が、

ずっとずっと、魅力的なんです。